FXベンチマーク
検索:
相場の動きはトレンドとレンジの2種類

相場の動きはトレンドとレンジの2種類

為替相場はトレンド相場(上昇もしくは下降の一定方向に進む動き)とレンジ相場(もみ合い)2種類しかありません。この2つの局面によって狙っていく戦略も大きく変わってきますので、エントリーをする前には、まず現在がトレンド相場かレンジ相場かどちらであるのかをしっかり見極めることが大切です。

 

トレンド相場の特徴

トレンド相場は上昇、もしくは下降の一定方向に進む相場を指します。トレードスタイルとしては、スイングトレードに適しています戦略としては上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら売りの「順張り」を基本とし、1度波に乗れば長期に渡り安定した利益が見込めます。トレンドかどうかを発生直後すぐに見極めるのは難しいですが、うまくいけば利益は非常に大きいですので何度もチャレンジすることから初めてみてはいかがでしょうか。トレンド相場は利益が大きく膨らむ可能性が高いので、仮にエントリーが遅くなってしまい一時的には含み損となってしまっても、大きなトレンドに乗っていればマーケットが助けてくれることもよくあるのでFX初心者・上級者問わず使っていきたい戦略です。

 

レンジ相場の特徴

レンジ相場はもみ合い相場とも言い、ある一定の値幅の中で上下を繰り返します。そのため、どこで買ってどこで売れば良いのかが分かりやすいという特徴もあるので、利益を積み重ねていくのには絶好の相場となります。トレードスタイルとしてデイトレードやスキャルピングに適しており、基本的に逆張りで対応します。またレンジ相場は日中に発生しやすい相場ですので、日中時間のある人はレンジの上限で売り、下限で買う取引を繰り返すだけでそれなりの利益が簡単に手に入るかもしれません。ただし、レンジ相場は1度ブレイクしてしまうともみ合った分だけ一気に勢いの増した値動きを見せる傾向にありますので、すべての取引に徹底した損切り注文を入れておく必要があります。FX初心者には利益の出しやすい相場環境であるとは思いますが、リスクも伴いますので注意が必要です。

 

 

FX初心者に向いている通貨ペア

FX初心者に向いている通貨ペア

世界には多くの国があり、多くの通貨が存在します。

FXでは米ドルと日本円など、2つの通貨を組み合わせて取引をしますが、これを通貨ペアと呼びます。
実際に取引をしてみると、通貨ペアは驚くほど多く、約170種類も扱っているFX会社もあります。

これだけ聞くと「種類が多すぎて難しそう…」との声が聞こえてきそうですが、実際には通貨ペアはそんなに多く必要はなく、ごく一部の通貨ペアを見るだけでも問題はありません。

 

 

基本はドル・ユーロ・円の世界三大通貨

FXではドルやユーロ、円などのメジャーな通貨以外にも、ニュージーランドや南アフリカなどのマイナーな通貨も取引することもできます。

しかしマイナーな通貨は不安定で情報量も少なく、値動きも荒く予想しづらい傾向にあります。その点、ドルやユーロ、円は情報量も豊富な上、取引コストも安く、有利に取引ができます。

そして何よりFX初心者にとっても馴染みのある通貨でもあると思います。

 

・米ドル(USD)

世界一の経済大国アメリカの通貨です。まだまだ世界はアメリカを中心に動いていますので、米ドルは世界の中心となる通貨として機能しております。値動きも安定していて情報量も豊富ですので初心者にも取引しやすい通貨と言えます。

 

・ユーロ(EUR)

ユーロは米ドルに次いで取引量世界第2位の通貨です。ユーロはヨーロッパの多くの国が使用している共同通貨であり、比較的安定した値動きをします。世界第2位の通貨ということもあり、ユーロの値動きがドルや円に影響を与えやすいので、FX初心者にとっては取引することにより為替相場の勉強になります。

 

・日本円(JPY)

私たちの日本人の使用する日本円は、実は取引量世界第3位の通貨です。日本円はドルとユーロに比べるとまだまだ大きな差がありますが、世界の投資家から見た日本円は、リスクが小さく安定した通貨として認識されている傾向にあります。

 

 

FX初心者はまずドル円からスタート

ドル円は値動きが比較的小さく、一時的に偏った大きな動きが出にくいためFXに慣れていない初心者にはおすすめの通貨ペアです。またドル円は日本人にとって最も身近で親しみの深い通貨ペアとなりますので、日本国内では最も情報量が多く、FXを学ぶには最適な通貨ペアです。

実際にFX口座を開設するとその会社が扱う多くの種類の通貨ペアを見ることができますが、その通貨ペアの特徴も知らずにあれもこれも手を出すのは非常に危険です。まずは通貨ペアを限定して相場を学び、経験と知識を得てから他の通貨ペアにもチャレンジしてみましょう。

 

 

低リスクでコツコツ稼ぐ!デイトレード

低リスクでコツコツ稼ぐ!デイトレード

デイトレードとは、1回のトレードが数分から数時間の間に行われ、1日の中で取引を完結してしまうトレードスタイルです。

為替相場は24時間動いています。その中でデイトレードでは短時間で取引を終了させますので、ポジションを翌日に持ち越すことで起こる予期せぬ為替の変動を避けることができるという特徴があります。

チャートを見ていない時間帯に大きな値動きがある可能性もありますので、デイトレードで取引することは予期せぬ損失を防ぐ有効な手段となります。

また、デイトレードは昔プロの機関投資家が行う手法として認識されていました。FXがまだ一般的ではなかった頃は取引コストがとても高く、約定率の問題もあって一般投資家が短期取りをする環境が整っていませんでした。

しかし最近ではFX会社の数も劇的に増え、競争により取引コストも質もとても良くなり、デイトレードに適した取引環境になったのではないかと思います。

 

 

デイトレードは効率的に稼ぎやすい

デイトレードでは1日に10回程度取引を行いますので、これを1ヶ月で考えると200回ほど取引を行うことになります。

投資は取引回数が多ければ多いほど資金効率は良いので、デイトレードのように取引回数が多くなるトレードスタイルは、期待値の高い取引ができている場合にはかなりの利益を上げることが可能になります。

さらにFXでは勝ち負けを繰り返すことになりますが、取引回数が増えれば増えるだけ確率は収束されていきますので成績も安定していきます。これは資金を運用する上で大きなメリットになります。

 

 

損切りができないとデイトレードはできない

デイトレードはリスクを抑えながら1日の中の値動きをコツコツと狙っていくトレードスタイルです。

そんな「ハイリスクで投機的」とく思われがちなFXのイメージとは真逆をいくスタイルですが、やはりデイトレードでも大損を出してしまう人は必ずいます。

それは「損切り」ができない人です。

FXのプロの中には損切りができない人はまずいないと思います。というのも損切りができなければ、デイトレードで積み重ねてきた資金を大きく失ってします可能性があるからです。

それに何より勝つために使ってきた時間と労力が無駄になってしまいます。

デイトレードで勝てる人は必ず損切りを徹底しています。
これがデイトレードの勝ち組と負け組を分ける大きな要因となっています。

それでも「私はメンタルには自信がある!」という人はデイトレードに向いているかもしれません。

 

 

大きく稼げるのが魅力!スキャルピングトレード

大きく稼げるのが魅力!スキャルピングトレード

スキャルピングは数秒から数分といった超短期取引を繰り返す手法です。

経験を積み、スキルを身につければ短期間で大きな利益を生み出す可能性のあるトレードスタイルと言われております。

小さな資金から始めることもでき、上手に利益を上げられるようになれば、元の資金を何十倍、何百倍以上にすることもできるかもしれません。

しかしながらその反面、すぐに元手の資金をなくしてしまうこともあります。
FXの中で最も取引回数が多くなるトレードスタイルですので、当然闇雲に取引を繰り返しているだけでは損失も大きくなる可能性もあります。

このようにスキャルピングはリスクもリターンも表裏一体という特徴のあるトレードスタイルですが、リスク管理次第では1番稼げるトレードスタイルと言えます。
またスキャルピングでは1日に何回も取引をする分、FXのスキルも早く身につきやすいので、余裕資金のあるFX初心者の方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

スキャルピングの利益の取り方

スキャルピングは取引時間が短いため、その分利益も小さくなりますが、予想通り一定方向に値動きがあった場合は、1回あたりの投資効率は非常に高くなります。

ほとんどのスキャルピングトレーダーは勝率の高くなりそうな場面では取引数量を増やしたりと更なる投資効率を求めてハイリスク・ハイリターンな取引にしがちですが、スキャルピング初心者のうちはできるだけローリスクを心掛けた方が安全でしょう。

もともとスキャルピングは1回の取引で1~10pipsほどの薄い利益を積み重ねて勝つ手法ですので、一度で積み重ねた以上の大きな損失を生んでしまっては元も子もありません。
また取引をしている間はチャートをずっと見ていなければならない場合が多く、集中力や根気も必要です。

値動きがありそうなチャンスを逃すことのない、判断力と反射神経が勝敗を大きく分けるのがスキャルピングです。

 

 

スキャルピングはスプレッドの影響を大きく受ける

スキャルピングはスキル経験がものを言う手法になりますので、努力次第で勝率を上げることは可能です。

しかし実際のところスキャルピングには弱点があり、知らず知らずのうちに効率の悪い取引になっているケースもあります。その弱点とは「スプレッドの差額」です。

スプレッドの幅は各FX会社によって違います。スキャルピングは取引回数も多くなることからスプレッドの影響を大きく受けてしまうトレードスタイルです。

「勝率は高いのに、結果的に利益が少ない…」なんてことはよくある話で、スキャルピングに適したFX会社を選ばないと利益も少なくなるどころかストレスも溜まってしまいます。

スプレッドの幅が0.1銭変わってくるだけで利益が大きく変わってきますので、スキャルピングをする際は低スプレットの会社を選びましょう。

 

 

忙しい人に最適!スイングトレード

忙しい人に最適!スイングトレード

スイングトレードは1回の取引に数日から数週間ほどかける長期トレードスタイルです。

ポジションを保有時間が長いため、1回のトレードで大きな利益を狙うこともできます。またスイングトレードでは基本的に4時間足や日足など大きな時間軸でのチャートを見ることが多く、最低1日1回程度のチェックだけでも問題がないので、時間のないサラリーマンや忙しい主婦の方にも取引しやすいかと思います。

ただし、FX初心者の場合はスイングトレードだけをしていると、取引回数も少なくなることからFXの上達が遅くなってしまう傾向があります。

その結果、大きな利益を狙うが余り損切りが遅れてしまうことや、無計画なナンピンをしやすくなります。スイングトレード1回の損益が大きくなるのでリスク管理には十分に気を遣いましょう。

 

 

スイングトレードは実は利益の出やすいスタイル

スイングトレードはFXのシステム上、最も利益の出やすいトレードになります。

もちろん人それぞれの性格やスキルによってどのトレードスタイルが最適かは変わってきますが、1番有利なのはスイングトレードです。なげならスイングトレードは「スワップ」は多く受け取り、「スプレッド」による取引コストは少なくて済むトレードスタイルだからです。

というのもFXではスワップ運用だけでも年間10%ほどの利益を確保することも可能になります。さらに当然値動きによる利益もありますのでうまくいけば年間100~200%の利益もありえます。

当然のことながら長期保有すると為替の変動リスクは高くなりますが、スワップによる利益がある以上有利な取引ができることには変わりありません。

逆に、ドル円を売りから入るなどスワップを支払うような取引もありますが、FXではスワップが損失になるような長期取引は避けるのが基本です。次にスプレッドですが、デイトレードのような1日に何回も取引を行うようなトレードスタイルと比べ取引コストは格段に安くなります。

スイングトレードでは数日に1回ほどのエントリーが基本になりますので取引コストをさほど気にすることもないでしょう。

 

 

スイングトレードはトレンドフォローが基本

スイングトレードは上昇、もしくは下降トレンドのフォローが基本で、うまくトレンドに乗ることができれば大きな利益が見込める手法です。

実際にトレンド相場の底から天井までを狙うことは難しいですが、このトレンドの間を狙って取引をすればどこでエントリーをしても利益が出ます。

為替相場にはトレンドと横ばいの2種類の動きしかなく、トレンド発生と終了を見極める力は必要になりますが、慣れてくれば自信を持ってポジションを持てるようになります。

しかし為替相場では予期せぬ急な変動もありますので、自分の予想が外れた場合に大きな損失にならないよう、常に損切り注文を入れておくようにしましよう。

 

 

FXのトレード手法

FXのトレード手法はトレード期間によって、

  • スキャルピングトレード(超短期売買)
  • デイトレード(短期売買)
  • スイングトレード(中長期売買)

に分けられます。

どのくらいの期間で分類されているのか? 違いは何なのか?
それぞれのメリットとデメリットをあげながら、特徴を掴んで行きましょう。

そして、大切な事は自分にあった取引手法を採用する事です!

それでは、各トレード手法について、以下のページで解説していきますので、ご参考にして下さい。

⇒スキャルピングトレード(超短期売買)とは?
⇒デイトレード(短期売買)とは?
⇒スイングトレード(中長期売買)とは?
⇒最新の投資法【システムトレード(自動売買)】